「朝起きたら資産が何万円も減っていた。」
そんな方も多かったのではないでしょうか。
最近、日本とアメリカによる協調での円買い・ドル売り介入が行われ
ドル円は一時5円近く円高へ動きました。
為替がこれほど短期間で大きく動くと
新NISAでS&P500やオルカンに投資している人は
株価がほとんど変わっていなくても円換算の資産が大きく減ることがあります。
私自身も、資産額が大きく減ると決して気持ちのいいものではありません。
しかし、こうした急激な相場変動は、長期投資を続けていれば避けて通れない出来事です。
そして、このような日こそ長期投資家として大切な考え方があります。
今回は、急な円高で資産が減り、不安を感じている方へ伝えたいことを書きます。
円高になると資産が減る理由
S&P500やオール・カントリーなどの投資信託は、海外資産に投資しています。
つまり、最終的にはドル建てなどの資産を円に換算して評価しています。
例えば
- 1ドル=160円
- 1ドル=155円
このように5円円高になると、ドルの価値は変わらなくても円換算の資産は減ります。
つまり
株が下がったわけではなく、円の価値が上がっただけ
というケースも多いのです。
資産額だけを見るとショックですが、中身までしっかり見ることが大切です。
円高は悪いことばかりではない
資産が減ると、「損した」と感じます。
ですが、これからも積立投資を続ける人にとっては少し違います。
円高になるということは、
これから買う海外資産を安く買える
ということでもあります。
スーパーで同じ商品が安くなれば嬉しいですよね。
投資も本来は同じです。
毎月積立している人ほど、円高の恩恵を受けることになります。
将来何十年も積立を続けるなら、一時的な円高はむしろ味方になる可能性があります。
私もこの為替介入で
残りの成長投資枠を全部埋める予定です。
8月はいつも下落し、年末にかけて上昇している傾向があるので
このタイミングで埋めきろうかなと考えています。
過去にも何度も大きく動いてきた
今日、日本政府が米国と協調して円買い・ドル売りの為替介入を実施したことを受け、ドル円は一時5円近く円高方向へ動きました。
わずか1日でこれほど為替が動くのは珍しく、多くの投資家が「資産が一気に減った」と不安を感じたことでしょう。
しかし、振り返ってみると、為替市場はこれまでも何度も大きく動いてきました。
- 急激な円安が進んだ局面
- 為替介入などで円高へ大きく振れた局面
- リーマンショックやコロナショックなどで株価が暴落した局面
そのたびに「もう終わりだ」「投資は危険だ」という声が聞かれました。
それでも世界経済は成長を続け、多くのインデックスファンドは長期的には右肩上がりで推移しています。
今日の急激な円高も、短期的には大きなニュースです。しかし、10年後、20年後に振り返れば、「あの時はそんなこともあった」と思える出来事になっている可能性は十分あります。
長期投資では、1日や1週間の値動きよりも、「投資を続けられるか」のほうが、はるかに重要です。
一番やってはいけないのは感情で売ること
資産が減ると
「もう売ろうかな」
という気持ちになります。
しかし、多くの場合、一番損をするのは暴落や円高のタイミングで売ってしまうことです。
売ったあとに相場が戻れば、その恩恵を受けられません。
実際、投資成績が悪くなる原因の多くは、
相場ではなく、自分の行動
と言われています。
不安になって売る。
上がってきたら買い戻す。
この繰り返しが資産形成を難しくします。
長期投資で最も重要なのは、良いタイミングを当てることではありません。
続けることです。
私も資産は減っています
正直に言うと、今日の円高で私の資産も減りました。
金額だけ見れば決して小さくありません。
もちろん嬉しい気持ちにはなれません。
ですが、
「10年後、20年後のために積立している」
という目的は何も変わっていません。
目的が変わらない以上、やることも変わりません。
- 毎月積立を続ける
- 生活防衛資金は確保する
- 長期目線を忘れない
これだけです。
円高・円安は予測できない
SNSを見ると
「ここから150円まで円高になる」
「いや170円まで円安になる」
など、いろいろな予想が流れてきます。
しかし、為替を正確に予測できる人はいません。
もし簡単に予測できるなら、世界中の投資家は誰も苦労しません。
だからこそ、
予測するよりも対応する。
これが長期投資では大切です。
円高になっても積立。
円安になっても積立。
結局、このシンプルな方法が最も再現性があります。
長期投資家にとって本当に見るべきもの
毎日の資産額を見ると、一喜一憂してしまいます。
ですが、本当に見るべきなのは
- 積立金額
- 入金力
- 投資を続けられているか
この3つです。
短期的な資産額は、自分ではコントロールできません。
一方で
- 毎月いくら投資するか
- 支出を抑えるか
- 収入を増やすか
これらは自分でコントロールできます。
投資で成果を出している人ほど、コントロールできることに集中しています。
こんな日はアプリを閉じるのも正解
資産が減ると、何度も証券アプリを開いてしまいます。
ですが、見れば見るほど不安になるだけです。
今日何度資産を確認しても、明日の相場は変えられません。
そんな日は
- 家族と過ごす
- 趣味を楽しむ
- 仕事に集中する
- 美味しいものを食べる
そんな時間のほうが、よほど有意義です。
投資は生活を豊かにするための手段です。
投資のせいで毎日ストレスを感じてしまっては本末転倒です。
まとめ|今日の円高で未来は変わらない
5円もの円高になると、資産が大きく減った人も多いと思います。
ですが、それだけで長期投資が失敗したわけではありません。
むしろ積立を続ける人にとっては、将来の資産を増やすチャンスになる可能性もあります。
私も資産は減りました。
それでも、やることは昨日と何も変わりません。
毎月積立を続けて、生活費を見直し、長期で資産を育てていくだけです。
短期的な値動きに心が揺れることは誰にでもあります。
でも、長期投資で成功する人は、相場を当てた人ではなく、続けた人です。
今日の5円の円高よりも、10年後に投資を続けている自分を大切にしていきましょう。


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