倹約投資家ののそです。
新NISAを始めてから、こんな経験はありませんか?
「朝起きたら資産が10万円減っていた。」
「ニュースで暴落と聞いて不安になった。」
「このまま持ち続けても大丈夫なのだろうか。」
私も投資を始めたばかりの頃は
資産が少し減るだけで証券口座を何度も開いていました。
しかし、投資を続ける中で何度も相場の下落を経験し
現在も資産運用を続けていますが、一度も積立をやめたり売却したりしたことはありません。
もちろん、資産が減るのは気分の良いものではありません。
それでも私が売らない理由があります。
今回は、新NISAで資産が減っても売らない理由を
実体験を交えながらお話しします。
新NISAは長期投資のための制度
まず大前提として、新NISAは短期間で利益を狙う制度ではありません。
新NISAが作られた目的は、
「長期・積立・分散投資」によって
将来に向けて資産を育てることです。
そのため、1日や1週間、数か月といった短期間の値動きだけで
「失敗だった」「もう売ろう」と判断してしまうのは
本来の制度の使い方とは少し違います。
例えば、20年間積立投資を続ける人にとって
途中で訪れる数回の暴落は長い投資人生のほんの一部です。
一時的に資産が10万円、20万円、あるいは100万円減ることがあったとしても
それだけで長期的な結果が決まるわけではありません。
私自身、新NISAを始める前から
「投資を続ける以上、暴落は必ず来る」と考えていました。
株式市場はこれまで何度も大きな下落を経験しています。
リーマンショックやコロナショックのような急落があった一方で
その後は時間をかけて回復し、さらに高値を更新してきた歴史があります。
もちろん、将来も必ず同じようになるとは言い切れません。
それでも、長期投資では「暴落が来ないこと」を期待するのではなく
「暴落は起こるもの」と考えて準備しておくことが大切だと思っています。
だからこそ、実際に資産が減っても「想定外の出来事」ではなく
「長期投資を続ける上で避けられない通過点」と受け止めています。
この考え方を持てるようになってからは
相場が大きく下落しても以前ほど焦らなくなりました。
新NISAで成果を出すために大切なのは、
暴落を避けることではなく、
「暴落が来ても積立を続けられること」
だと私は考えています。
下がったときこそ多くの口数を買える
積立投資では、価格が下がることが必ずしも悪いことではありません。
なぜなら、毎月決まった金額を投資する「積立投資」には
価格が安いときほど多くの口数を購入できるという特徴があるからです。
例えば、毎月5万円を積み立てている場合を考えてみましょう。
基準価額が高いときは5万円で購入できる口数は少なくなります。
一方で、相場が下落して基準価額が安くなれば
同じ5万円でもより多くの口数を購入できます。
つまり、価格が下がることは
「安く仕入れられるチャンス」でもあるのです。
もちろん、暴落した直後は「もっと下がるかもしれない」と不安になります。
私も投資を始めたばかりの頃は、
資産が減るたびに「積立を止めたほうがいいのでは」と考えたことがありました。
しかし、長期投資では安い価格で買い続けた口数が
将来相場が回復したときに大きな力を発揮します。
実際に、過去の大きな暴落でも、その後に市場が回復したことで
下落局面で積み立てていた人ほど平均購入価格を抑えられたケースは少なくありません。
もちろん、将来も同じような結果になる保証はありませんが
「下落=悪いこと」と決めつける必要もないのです。
私は暴落を見るたびに、
「今は安く買える期間なんだ」
と考えるようにしています。
このように考えられるようになってからは、
相場が大きく下がっても必要以上に焦らなくなりました。
むしろ、積立投資を続けている限りは
将来の資産形成にとって大切な時間なのだと前向きに捉えられるようになったのです。
だから私は、暴落時こそ積立を止めず
いつも通り淡々と投資を続けることを大切にしています。
売るタイミングを当てるのは難しい
「一度売って、底で買い戻せばいい。」
資産が大きく減ると、このように考える人は少なくありません。
実際、私も投資を始めた頃は、
「今売って、もっと安くなってから買い戻せば利益が増えるのでは?」
と思ったことがあります。
ですが、実際には相場の底を正確に当てることは
プロの投資家でも非常に難しいと言われています。
よくある失敗例が
「怖くなって売ったら、その直後から相場が回復してしまう」というケースです。
例えば、資産が20%下落したタイミングで「これ以上下がったら嫌だ」と売却したとします。
しかし、その数週間後には市場が反発し始め
気付けば売った価格より高くなっていることも珍しくありません。
すると、「もう少し待てばよかった」と後悔しながら
以前より高い価格で買い戻すことになってしまいます。
反対に、「まだ下がるはず」と考えて現金のまま待ち続け
結局買い戻すタイミングを逃してしまう人もいます。
株式市場は、大きく下落したあとに急回復することがあります。
その上昇局面を逃してしまうと
長期的なリターンに大きな差が生まれる可能性があります。
つまり、売るタイミングだけでなく
「いつ買い戻すか」まで正確に当てなければならないのです。
この2つを成功させるのは想像以上に難しく
多くの投資家が苦戦しています。
だから私は、未来の値動きを予想することに時間を使うよりも
自分で決めた積立を淡々と続けることを選んでいます。
相場は誰にも読めません。
だからこそ、「当てようとしないこと」が
長く投資を続けるためには一番大切だと感じています。
私が暴落時にやっていること
相場が大きく下がったとき、私が意識していることは3つあります。
・証券口座を何度も見ない
・ニュースに振り回されすぎない
・いつも通り積立を続ける
投資を始めたばかりの頃は、
株価が気になって1日に何度も証券口座を開いていました。
資産が減っているのを見るたびに不安が大きくなり
「今すぐ売ったほうがいいのでは」と考えてしまうこともありました。
しかし、何度も暴落を経験するうちに気づいたのは
口座を何度確認しても相場は変わらないということです。
むしろ、頻繁に確認するほど感情が揺さぶられ
冷静な判断ができなくなってしまいます。
また、暴落時は
「〇〇ショック」
「過去最大の下落」
「まだまだ下がる」
といった見出しのニュースが増えます。
もちろん情報収集は大切ですが
そうしたニュースばかり見ていると、不安がどんどん大きくなってしまいます。
私は必要以上にニュースを追いかけず
長期投資という最初の目的を思い出すようにしています。
そして一番大切にしているのが、「積立を止めないこと」です。
暴落すると
「今月だけ積立をやめよう」
「もう少し様子を見よう」
と考えたくなります。
ですが、これまでお話ししたように
下落局面は安く買える貴重な期間でもあります。
だから私は、相場が良いときも悪いときも
毎月同じ日に淡々と積立を続けています。
投資で成功するために特別なことをしているわけではありません。
むしろ、「何もしない勇気」を持つことのほうが難しく
そして大切だと感じています。
未来の相場は誰にも予測できません。
だからこそ、感情に流されて行動を変えるのではなく
自分で決めたルールを守り続けることが
長期投資では一番の近道だと私は考えています。
まとめ|暴落は怖い。でも長期投資では避けられない
新NISAで資産が減ると、不安になるのは当然のことです。
私自身も投資を始めた頃は
資産が少し減るだけで焦り、証券口座を何度も確認していました。
しかし、投資を続ける中で学んだのは
「暴落そのもの」よりも、
「感情に任せて行動してしまうこと」
のほうが大きなリスクになるということです。
株式市場では、これまでも何度も暴落が起きてきました。
そして、そのたびに「もう株は終わりだ」と言われながらも
時間をかけて回復を繰り返してきた歴史があります。
もちろん、将来も同じようになる保証はありません。
それでも、長期投資を前提とした新NISAでは、短期的な値動きに一喜一憂するよりも、積立を継続することが大切だと私は考えています。
私が暴落時に意識していることは、とてもシンプルです。
- 証券口座を何度も見ない
- 不安をあおるニュースに振り回されない
- いつも通り積立を続ける
特別な投資テクニックではありません。
むしろ、
「何もしない」という選択こそが、長期投資では最も難しく、最も重要なこと
だと感じています。
新NISAは、数か月で大きな利益を狙う制度ではなく
10年、20年と時間を味方につけながら資産を育てていく制度です。
もし今、資産が減って不安を感じているなら、一度だけ思い出してみてください。
「自分は何のために新NISAを始めたのか。」
その答えが老後資金や教育資金、将来の安心のためであるなら
今日の下落は長い投資人生のほんの一場面に過ぎません。
焦らず、慌てず、自分で決めたルールを守りながら積立を続けること。
それが、私がこれからも新NISAを続ける理由です。
暴落後の上昇を拾えると資産が一気に増加します。
暴落もいい経験だと思って長期投資をしましょう。


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